現場の静電気対策商品をご紹介
静電気対策の必要性
冬場は空気が乾燥しやすく、人体や機械に帯電がたまりやすい環境になります。その結果、「パチッ」とした不快な放電ショックだけでなく、精密機器の破損、粉体やフィルムの付着による品質低下、さらには火災・爆発など重大な事故につながるリスクもあります。
特に電子部品製造、化学薬品の取り扱い、印刷や包装工程などの産業現場では、安全・品質・効率を守るために静電気対策が欠かせません。
除電について
静電気を完全に「発生させない」ことは困難です。そのため、帯電した電気を安全に逃がす「除電」が重要となります。
代表的な除電方法
・イオナイザー(除電器):空気中にイオンを発生させ、帯電物を中和します。
・アース(接地):人体や機械の電位を大地に逃がします。
・加湿:湿度を上げることで帯電を抑えます。
・防止剤やフィルム:包装資材や製品に施し、静電気の発生を防ぎます。
適切な方法を組み合わせることで、現場に合った最適な静電気対策を実現できます。
静電気測定について
静電気は目に見えないため、対策効果を正しく評価するには「測定」が不可欠です。
静電気測定の目的
・除電器の効果を確認する
・帯電が発生している工程を特定する
・モニタリングによりリスクを管理する
測定によって現場の状況を「見える化」することで、的確な除電対策を取ることが可能になります。
除電装置(送風型)



| 機種 | ウインスタット BF-SZAⅡ | ウインスタット BF-X2ME | ウインスタット BF-XDD |
| タイプ | 高周波型 | HDC-AC型 | 直流型 |
| 外観 | ![]() |
![]() |
![]() |
| イオンバランス | ±10 V 以下 | ±3 V 以下 | ±15 V 以下 |
| 主な用途・特徴 |
|
|
|
| 本体寸法・重量 |
|
|
|
静電気測定器

静電電位測定器 スタチロン
DZ4
◎ハンディタイプの小型測定器
◎フィルム、樹脂などの帯電状態のチェック
◎人体帯電測定プレート(オプション品)で体表面の帯電を測定可能
◎帯電防止付防護服の使用前測定

| 機種 | インライン静電気測定器DSF601 | 静電電位測定器 スタチロン DZ4 | 帯電防止靴漏洩抵抗測定器 シューテスタ |
| タイプ | インライン型 | ハンディ型/卓上型 | 作業者安全測定器 |
| 外観 | ![]() |
![]() |
![]() |
| 主な用途 |
|
|
|
| 特徴 |
|
|
|
| 本体寸法・重量 |
|
|
|



